沖縄旅行あれこれ
12/29~1/1まで家族旅行で沖縄に行ってきました。
実は初めての沖縄でして、
ワクワクしていったのですが、これがまた充実の旅となりました。
備忘録を兼ねて感想を書きたいと思います。
朝もはよから羽田空港へ。
行きの飛行は2時間半ほど。北海道が1時間半なのでさらに遠いと思うと日本って本当に縦に長い国なんですね。
到着するとまず気温の違いに驚きます。羽田が10℃以下だったのに那覇は20℃程、
わかってはいても肌で感じると尚更「沖縄に来たんだ!」と実感します。
レンタカーを借り、目的地に行く道もすでに南国ムードが漂います。
建物はほとんどがコンクリート造りですし、街路樹も知らない木ばかり。特に低木としてハイビスカスが使われているのには驚きました。しかも花まで咲いています。

そんなカルチャーショックを受けながらやってきたのは東南植物楽園です。

約1,300種類の植物が鑑賞できるとあって、楽しみにしていたのですがそこは完全に亜熱帯の世界でした。
関東では観葉植物として室内で育てる植物がここでは屋外で育っています。
いつも目にするのは室内でちょうどいい高さに仕立てられた植物たちですが
自然の中では伸び伸びと大きく育っていて、植物本来の姿を見ることができたのは大きな収穫でした。



2日目は美ら海水族館に行きました。
モザイカルチャーのかわいい海亀さんがお出迎え。

花壇にはインパチェンスやベコニアといった夏の花が多く使われていてパンジー等の冬の花は見かけませんでした。
こういった花壇でも気候の違いを感じます。
美ら海水族館といえば大水槽のジンベイザメ!

想像を超える大きさに驚きました。
手をふってくれた(?)マナティー


よく間違えられるジュゴンとは違う生き物だそうです。
車を走らせ着いたのは名護市庁舎
TV東京の美の巨人たちでも紹介された名建築だそうです。
私は番組を見ていないので(家族が番組のファンなのです)詳しく語れないのですが、番組HPの紹介曰く
「古代遺跡かと思わせる、独特のフォルムと色彩美を放つ美しき市庁舎!すべては市民のために…"陸のサンゴ礁"と呼ばれる唯一無二の名建築!」
とのこと。
実際に訪れてみると確かに市庁舎とは思えない佇まいです。
複雑な意匠と独特の色彩、ヤシなどの熱帯植物と相まって異国感を通り越して特撮のロケ地になりそうな雰囲気でした。
この日のホテルはエントランスでシーサーと門松がお出迎えしてくれました。
門松のお飾りはヤシの葉と紅型の帯でしょうか?沖縄らしい門松でした。
外にはプライベートビーチが!

夏なら泳ぐ人が沢山いたのでしょうがこの時期は流石に誰もいませんでした。
とはいえ、外の植栽や浜辺の岩に絡む木々も独特でそれを見るだけでも楽しかったです。
植物好きの役得ですね。
しかし、ほどんどが南国の植物で名前のわからないものばかり。
樹名板だけでなく取り忘れた商品タグも私にとっては天の救いです。

3日目は沖縄の文化に触れるべく琉球村へ

伝統建築の民家を移築したテーマパーク型の施設で三線や織物などの体験も充実しています。
屋内施設もあって雨の日でも楽しめるのがいいですね。
街はほとんどがコンクリート造の建物なので伝統建築を見るならこういった施設が良さそうです。
道ジュネーと呼ばれる沖縄風芸能を見たりポーポー(沖縄風クレープ)を食べたり、
各民家では伝統文化の紹介がされていました。
4日目最終日は言わずと知れた首里城へ。
正殿は火災で消失している為見れませんでしたがそれは次回の楽しみにして。
こちらでも伝統芸能(御座楽)を鑑賞します。


琉球村でみた道ジュネーと違い、荘厳な雅楽のような演奏でした。
案内の方に聞いたところエイサーは庶民の祭りで、御座楽は王族に献上する高尚な音楽なんだそうでそれぞれ目的が違うのだとか。
敷地内にはハブに注意の看板も

これぞ沖縄といった印象です。
この後、後ろ髪を引かれながら帰路へ。
今回の旅はとにかく文化の違い、気候の違いを感じた旅行でした。
気候が違えば育つ植物も違う、そうすると植える植物も違うからデザインも変わってきます。
土地の特性を知るというのがとても重要なのだと改めて気づかされた旅でした。
今の私が植えられるのは(沖縄で仕事をすることはないですけど)ススキとツワブキくらいです。
植物のことは置いといても、とても楽しい旅行でした。
詳しく書かなかったですがシーウォークをしたり国際通りで地ビールを飲んだりもしたんです!
この時期はオフシーズンだそうで渋滞も少なくて移動もラクチンでした。
ただ、沖縄も意外と広く北部のやんばるや南部のひめゆりの塔など行けていないところもたくさんあるので、また機会を作って旅行したいです!
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